6月茂原にオープンした新店です。茂原駅から「ラーメン長吉」や「そば奉行」などを越えて直進した左側。「さんとん」のある交差点の手前です。店の前に数台車が停められるスペースがあります。店内は厨房に面したカウンターが7席程に小上がりが2卓。平日の夜9時過ぎに伺いましたが店内は満席でした。中に待ち椅子も数席ありました。
メニューは「らー麺(写真)」(600円)と「つけ麺」(650円)の2種類。麺の量はラーメンもつけ麺も並が150gで、中が200gで大が300gになります。価格は中で50円増し、大で100円増し。元々の価格が安いのでラーメン大盛でも700円です。つけ麺だと並で150gというのは少ないかもしれません。ここは基本の「らー麺」を注文します。
一つ余談ではありますが、こちらの店内に「子供は騒ぐことがお仕事です。ご自由にお騒ぎ下さい。」というメッセージが張られていました。これは家族連れに優しいお店というアピールなのでしょうし、確かに接客などをみても実にフレンドリーです。しかしこれは「子供は騒ぐことがお仕事」なのではなく「赤ちゃんは泣くことがお仕事」の間違いなのではないかしら。赤ちゃんが泣くのは仕事で、赤ちゃんが泣くことは責められないですが、子供がもしお店で「騒ぐ」のならばそれを注意するのが大人であり親でしょう。最近はただでさえそこらへんが出来ない大人が多い時代です。こんな張り紙をしてしまったら免罪符とばかりに余計手に負えなくなるようにも思います。ましてや熱い丼が行ったり来たりするラーメン店ですし、ご自由に騒がれては困ります(笑)。
本題に戻れば、この日は満席だったこともあって、少々回転は遅かったです。ラーメンもおそらく丁寧に作っており、1ロットでそんなにまとめて作っていないのでしょう。注文してからラーメンが出て来るまでに15分程かかりました。ビジュアルとしては豚骨醤油というか、和風豚骨というようなイメージ。麺は中太の縮れ麺で茹で加減は若干柔め。スープは豚骨鶏ガラベースの白濁スープで化学調味料不使用、無添加。モミジなどが入っていて粘度が高いトロンとしたスープです。そこに節系など魚介の旨味が加わっています。スープの表面にはネギ油が浮き、揚げ葱も乗っています。カエシのバランスが低く、スープの旨味で飲ませるスープで、醤油の味や塩分など調味に弱さは感じますが、スープそのものは悪くありません。ただ丼の大きさに対してスープの量が少ないのが気になりました。これは見た目にもあまり美しくないように思います。具はチャーシューが香ばしく味がしっかりと染みて美味しいものでした。またネギは中央に刻み葱、海苔の下に笹掻のネギが乗っていますが、この笹掻のネギがスープと良く合っていました。
若いご主人は都内、県内の人気店で経験を積んでの独立とのこと。色々なお店のノウハウや経験をこれからどんどん活かしていくことでしょう。近々味噌ラーメンも始めるとのこと。また足を運んでみようと思っています。
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【麺屋風's@茂原】
住所:茂原市下永吉660-3
時間:11:00〜1414:00,18:00〜21:00
定休:月