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5月10日、東千葉に出来た新店です。場所は千葉市民会館の斜向い。千葉駅から椿森陸橋に向かう道沿いにあります。最寄り駅は東千葉となりますが、十分千葉駅からも徒歩圏内にあります。店の壁面に小さなチャンネル文字で書かれた店名と、小さな暖簾がかかっただけのシックなファサードは、油断しているとラーメン店とは気づかずに通り過ぎてしまいそうです。お店の駐車場はありませんが、店の隣をはじめ周辺にはコインパーキングも多く、平日はお店が100円キャッシュバックしてくれるそうです。しかし「(麺)並木商事」とはなかなかユニークな店名です。置き看板の方には「(鶏)」の文字も。ここらへんのアイディアはきっと中目黒の「ハレノヒ」を下敷きにしているのでしょう。
白を基調にした明るい雰囲気の店内は、L字カウンターが8席。店の入口には券売機があります。カウンターの下には荷物用の籠が置かれていたり、細かな配慮が感じられます。メニューは「並商ラーメン」(680円)と「並商つけめん」(780円)の二本。なんだかネーミングが高校野球みたいですね。ご主人の並木さんは「幸福軒」や「本八幡かっぱ」などでラーメンの経験を積んだ後に他の飲食業に従事して、今回この店を立ち上げたのだそうです。
「並商ラーメン(写真)」は、簡単に言えば鶏白湯醤油ラーメンというカテゴリに入るラーメンだと思いますが、粘度や濃度もそこそこあって、ちょっとざらつく食感がユニークです。聞けば鶏ガラベースのスープには魚介や野菜などが加わっているのですが、そこにブレンダーで細かく粉砕した鶏挽肉をさらに加えて煮ているのだそう。スープの中で感じるざらっとした食感は野菜の質感なのかと思いましたが、鶏挽肉も含まれているのですね。そこにチャーシューダレを使った甘めのカエシが合わせられています。醤油はちば醤油の「千波」を使っているようです。中太でしっとりとした食感のストレート麺は藤代製麺製。スープをしっかりとキャッチする旨い麺です。具材はチャーシュー、軟骨、白キクラゲ、ネギ。燻製したチャーシューは注文ごとに焼き上げられていて香ばしさがあります。軟骨は柔らかな食感でこちらも美味しいです。一方のつけ麺も基本的に同じスープで、ラーメンよりも気持ち濃度や粘度が高めになっていますが、調味の方向性はほとんど変わりません。麺はラーメンよりもやや太めの麺が使われています。基本は200gとのことですが、300gまでは無料で対応可。大盛は100円増しで400g。
ラーメンもつけ麺もどちらもそれなりに個性があって、それでいて奇をてらい過ぎずに美味しく作られていると思いました。ただ、ラーメンとつけ麺の食後感がほぼ同じなのがもったいなかったですね。例えばつけ麺の方はもう少し辛味を上げるとか酸味を加えるだとか、ラーメンとは違った調味にした方が良いように思いました。しかしオープン直後に行った方達からの情報だと、スープはもっと粘度が重かったりカエシが低かったり、あるいは具も白キクラゲじゃなかったりと、まったく異なるイメージのラーメンだったようです。色々まだ試行錯誤の途中と思われますし、いずれは清湯ラーメンも出したいとのことでしたので、今後も注目していきたいと思います。あ、そうそう、レンゲが激しく使い辛いので改善を希望します。スープがほとんどすくえません(苦笑)。
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【(麺)並木商事@東千葉】
場所:千葉市中央区要町5-1
時間:11:30〜14:30,17:30〜23:00
定休:月曜
席数:カウンター8席
主なメニュー:
並商ラーメン 680円
並商つけめん 780円