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12月15日、京成本線「市川真間」駅前にオープンした新店です。ストレートカウンターが5席のみの小さな店舗は、赤い提灯と白地に赤字の暖簾が懐かしい昔ながらのラーメン店を思わせます。
メニューはシンプルに「煮干し醤油ラーメン」(600円)と「生姜醤油ラーメン」(600円)の2種類のみ。この2杯は基本の煮干しラーメンに生姜を足したバリエーションということではなく、それぞれ別のスープを取っているのだそうです。
まずは「煮干し醤油ラーメン」。すっきり透明な醤油スープに緩やかな縮れ麺のビジュアルは、ノスタルジックラーメンそのもので、スープベースは動物系素材を使わずに煮干しだけで取ったというシンプルですっきりとしたもの。注文を受けるごとに小鍋で温めて仕上げています。食べた人の話では相当煮干しが効いているとの話でしたが、私が食べたときはおとなしめの煮干し感で、醤油ダレも控えめで全体的に丸い味わいでした。個人的にはもっと煮干しが出ていて良いし、もっと塩度が高くても良いと感じました。
麺は早川製麺のストレート細麺150g。それがほんの軽く縮れています。かなりツルツルとした表面で粘性の低いスープを結構弾いてしまっていて、正直スープとの相性はあまり良いとは言えません。もっとウェーブがかかっていたり、表面にざらつきなどがあれば親和性が増すように感じたのですが。バラロールのチャーシューは小振りながらも厚めで、味もしっかりと染みていて美味しかったです。
もう一つの「生姜醤油ラーメン」は、麺や具材などの基本的な構成は同じですがスープと油が違います。スープは半濁で表面には豚背脂が浮いているもの。スープベースは豚骨と鶏肉を使用しているとのことで、こちらは魚介系素材がゼロ。こちらの方が全体的に旨味が強くコクもあって、麺との絡みを含めても煮干し醤油よりも完成度は高かったように思います。
ご主人の深澤さんは脱サラして独学での開業とのこと。さぶちゃんなどの懐かしいラーメンが好きだとのことで、そのラーメンの作りからもそれは感じ取れます。真面目に丁寧に作っていて好印象。オープンして間もないことと600円という価格からすれば及第点なのではないでしょうか。今後また時間を置いて再訪してみたいと思います。
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【ラーメン一兎@市川真間】
場所:市川市新田5-5-23(京成本線市川真間駅下車1分)
時間:11:30〜15:00,17:00〜22:00
定休:月曜
席数:カウンター5席
主なメニュー:
煮干し醤油ラーメン 600
生姜醤油ラーメン 600