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5月18日、本八幡の人気店「魂麺」の2号店が稲毛にオープンしました。本八幡の「ラーメン新天地」やラーメン劇場の店舗など、これまでいくつもの支店を出している魂麺ですが、純然たる「魂麺」ブランドでの路面店での2号店はこちらが初となります(以前、ラーメン劇場内では「魂麺」という名前で豚骨ラーメン店をやっていました)。場所はJR稲毛駅東口から歩いて3分。縦長の店内は厨房に面したL字カウンターが11席に、ボックスシートのテーブル席が4×2席。看板には「魂麺」のロゴと共に「匠味(たくみ)」の文字が描かれています。
メニューは基本的には本店とは違う稲毛オリジナルメニューで勝負しています。「魚介鶏醤油麺」(680円)「濃厚醤油麺」(650円)という2本柱に「味噌ラーメン」(750円)「濃厚つけめん」(780円)「辛つけめん」(830円)。さらに夜の部限定でガッツリ系の「ド・魂麺」(750円)も用意されています。
お店がまずお勧めするというのが「魚介鶏醤油麺」。ベースのスープは鶏の半濁スープでそこに魚介の旨味がプラスされたもの。ブラックペッパーの香味が良くも悪くも非常に印象的で、どことなく富山ブラックを下敷きにしたような印象を受けます。具は豚チャーシューと鶏チャーシュー、穂先メンマにモヤシ、ネギ2種類、海苔。基本のラーメンで2種類のチャーシューが乗ってくるのはなかなか嬉しいですね。しっとりとした食感の鶏チャーシューがスープと良く合っています。麺は麺屋青山製のストレート麺で、しなやかな食感ながらもしっかりコシを持った食感がお見事です。
一方の「濃厚醤油麺(写真)」は、スープベースの濃度が上がった鶏白湯に、醤油感を押さえたカエシがバランス良く配された味わい。決して重くはないのだけれど物足りなさを感じさせない絶妙な濃度と粘度、そして塩度はさすが魂麺という一杯です。具や麺は魚介鶏醤油と同じですが、どちらのスープにも良く合っていると思います。
本店の味とは違いますが、魂麺らしさを持った2杯のラーメンはどちらも美味しかったです。両方のラーメンを比べてみると、お店的には魚介の方を押したいようですが、個人的にはスープの旨味をしっかり感じられる濃厚醤油の方が好みでしょうか。おそらく落ち着いてきた頃には限定メニューなども登場するでしょうし、場所的にも学生からサラリーマン、家族連れと幅広い客層がいそうなので、幅広いメニューを揃えたこの店は支持を受けるのではないかと思います。
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【魂麺稲毛店@稲毛】
場所:千葉市稲毛区小仲台2-6-8
時間:11:30〜15:00,18:00〜翌2:00
定休:なし
席数:カウンター11席 テーブル席4×2席
主なメニュー:
魚介鶏醤油麺 680円
濃厚醤油麺 650円