
↓各ブログランキングに参加中!応援のクリックをお願いします!↓



北松戸駅前に6月末にオープンした新店です。店名の「おとど」は正確には「雲」という字が3つと「龍」という字が3つで構成された一字の漢字で表記します。これはいわゆる「国字」で、日本独自に作られた和製漢字のようですが、かつて苗字として使われていた漢字なのだそう。「おとど」の他に「たいと」とも読むそうです。ちなみに画数は日本の漢字で最大の84画。つまり、日本で一番難しい漢字を使ったラーメン店、ということになりますね(笑)。
店内は壁に向いたカウンター7席のみと相当狭く小さいです。厨房も結構狭いので大変そう。ちなみにこちらのお店は長野で「気むずかし家」、東京で「烈士洵名」「魚雷」などを手掛ける塚田兼司氏がプロデュースするお店です。これまでのお店のようにてっきり清湯のラーメンなのかと思っていたら、ガッツリタイプのワイルドなラーメンで千葉に初進出です。
店名にもあるように「肉玉そば」というのがこのお店のラーメン。メニューとしては「肉玉そば」(700円)「特・肉玉そば(写真)」(950円)の2種類。また、この店のコンセプトが「日本一ごはんの進むラーメン」ということで、なんとライスは無料です。
まず出て来たラーメンを見て思ったのは「徳島ラーメン」。肉と玉子が乗っているところは同じですが、こちらの肉は普通の豚バラではありません。肉とタマネギ、ニラなどをタレで炒めた、お弁当などの具としてお馴染みの「焼き肉」なのです。これを注文を受けてから焼いて調理していきます。ベースとなるスープは鶏、豚、牛と3種の動物系素材を使ったその名も「三獣スープ」。少々甘めの醤油ダレと乳化した豚の腹脂などとのバランスも良く、さらにそこに焼き肉のタレの味も加わっていき、生卵を割ればよりコクも増すという仕掛けです。麺はカネジン食品による中太麺で平打気味のつるつる麺。この平打麺と濃厚なスープを一緒に味わっていくと、どこか家系ラーメンも彷彿とさせる味わいになります。
そもそも徳島ラーメン自体がご飯と一緒に食べるのが基本ですし、家系でもかなりの人がラーメンライスを注文しています。そこに焼き肉だのすき焼きだのが加われば、それはご飯が良く合うはずです(笑)。
【肉玉そばおとど@北松戸】
住所:松戸市上本郷901
電話:047-360-5858
時間:11:00〜15:00,18:00〜翌2:00/11:00〜翌2:00(日祝)
定休:無休