常磐道柏インターを降りて野田方面に向かいすぐ、以前「麺屋かとう」「刀屋」だった場所に5月2日に入った新店です。今から5年程前、流山の初石にオープンしたお店の支店になります。
店はファミレス規模の大きな店舗です。以前は座敷なども使い大きく使っていましたが、若干使用スペースを減らして小上がりやカウンターだった場所もテーブルにしたりと、客席スペースに改良が施されています。入口部分にドリンクバーが置かれているのは刀屋時代から変わらず。あり得ないくらい大きな天狗の面も場所は変わりましたが健在でした(笑)。
メニューもファミレスや大手チェーンのようにしっかりと写真入りで作られたものになっています。「白ラーメン(写真)」(650円)が基本で、他に「黒ラーメン」(650円)「赤ラーメン」(700円)「味噌ラーメン」(700円)などがあります。またつけ麺類も「黒つけ麺」(700円)「ピリ辛胡麻つけ麺」(750円)「味噌つけ麺」(750円)と豊富に揃います。
やはり基本となる「白ラーメン」をいただきます。注文すると麺の太さを聞かれました。太麺と細麺があるということで、オススメはどちらかと尋ねたら「太麺がオススメです」とのことでした。この店に限らず最近麺を選べるという店が多いですが、明らかにお店から見て合う麺があるのであれば、無理に客に選ばさなくてもいいように思います。例えば細麺が好きで細麺を選んだ結果、実はあまりスープと合っていないということはお客さんにとっても残念なことですが、その一杯を判断されてしまうわけですからお店にとってもマイナスだと思うのですね。
さて、程なくして運ばれてきた「白らーめん」。これは一見塩ラーメンのように見えますが、「白醤油」を使っているから「白らーめん」なのです。とは言いながらも実際多くのお店では塩ダレに白醤油を使った塩ラーメンを作っていますので、これはネーミングの妙というところでしょうか。スープはかなり熱々に仕上げてあって、寸胴から直ではなくもしかしたら小鍋などでしっかり温めているのかも知れません。白醤油を使っているからか塩ラーメンほどの直線的な塩分が来ず、比較的丸くマイルドに仕上げてあります。ただベースの魚介や動物系の旨味に若干欠ける部分がありました。
その一つの要因は香味油ではないかと思うのです。丼の表面にはかなりの香味油が浮いていて、その油からはアゴやアジなどの香りがします。ただ良くも悪くも個性が強い油ですので浮かべる量が非常に難しいところ。個人的にはちょっとこの量では多過ぎて、スープの風味を殺してしまっているように感じました。麺は特注の麺ということでしたが平打麺で茹で加減は普通。具は大きなチャーシューに、メンマ、青菜、海苔と乗り、必要最低限の具が乗ったという印象ですが、見た目で言うならばちょっと寂しい感じがしました。直火焼という豚バラ肉のチャーシューは味が染みていて美味しいものでした。
場所柄ファミリー層も多いでしょうから、これだけの大きさでこのメニュー揃えであればお客さんは集まるのではないかと思います。インター至近というアクセスの良さもありますので、地元のお客さん以外の集客も見込めそうです。
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【麺屋あじくま柏インター店@柏の葉キャンパス】
住所:柏市大青田808-1
電話:04-7134-4669
時間:11:00〜23:00
定休:なし